┌(゜゜┐)┐
素晴らしいSSだったので、こちらも誠意を示すべくコラム風な感想文を書いてみましたw
☆始まるよ☆
　配信を見たときからずっと楽しみにしていた。カヤのキャラストーリー…一体どんなものなのだろうか。
　今までBGMやSEといったゲーム的な演出に慣らされた身としては、それらが無いというだけで今までと同じ様に楽しめるのか疑問である。
　一抹の不安を抱えながらもスマホを手に取り、さっそくコンテンツを開いてみる。目に飛び込んできたのは懐かしいカヤの顔と横文字のタイトル───
『The Way of the Observer』
　カッコイイ…。何やら不安が吹き飛んだ。この向こうに新規ストーリーがあると思うだけで胸が高鳴る。更にエピソード欄の空白が追加されるであろう続きへの期待感をより一層高めている。
　読む前の懸念は不要なものであったと最初の一文で気付かされた。響く靴音、揺れる髪…SEなど無くても伝わってくる臨場感。ゲームでは立ち絵や表情差分によって縛りがあった細やかな仕草や心情描写も、地の文がより一層違和感なく描き出してくれている。
　ただ夢中で読み進めた。思っていた以上に楽しいぞこれは！無駄に難解な表現も無くすんなり頭に入ってきた。
　すっかりお馴染みの戦闘イベント(笑)も、すっとイメージできたのは今までゲームを嗜んできた者の特権かもしれない。いつの間にかBGMが脳内再生されている。
　一気に読み終えた訳だが、一度その手を止めた場面があった。カヤの｢らしくない｣が出た時である。いや、らしすぎるだろ…これぞカヤなのだ。この文に行き当たった瞬間に安堵した。これならカヤを知らない人もすぐにカヤを識ることが出来るだろう。
　なので感想文を書こうと思い立った。
　タガタメサ終直前にプレイを始めたアルケミストがいるのなら、その人には是非薦めたい。
　ここにはカヤが居る。この1話を読んで好きになれたのなら、カヤを推すのも楽しいと思う。保証しよう。この先何があってもカヤがこのイメージを裏切ることはないので、気が向いた時にでも読んでみてほしい。